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『環境監視』 95-100号の要約

100号 2004年12月10日発行
タイトル アメリカ NGO 交流調査報告 (2)  -市民による PRTR データ情報の活用の現状-
著 者 中地 重晴
要 約 交流調査の後半はワシントン DC を訪問し、アメリカの TRI (化学物質排出移動目録)データについてウェブサイトで情報公開をしている NGO などと交流した。訪問先 NGO の活動やアメリカの TRI データ活用の現状についての報告。
タイトル 松枯れ対策と称する農薬の空中散布について -松を活性化する方向への政策転換を求む-
著 者 永美 大志
要 約 松枯れ対策として農薬の空中散布が継続されてきたが、その効果には疑問が投げかけられ、また人や環境に対して悪影響をもたらしている。そこで松枯れの原因説を再考し、有効な代替対策について検討を行うことで松を活性化する方向への政策転換を提案している。
タイトル

100 号記念特集 活動紹介 -未来につなぐ仲間の環・和・輪-

著 者  
要 約 100 号記念特集として、市民側に立った環境調査機関である各団体( NPO 法人市民環境研究所、神戸水環境研究所、(有)ひょうご環境科学研究所、 NPO 法人木野環境、(有)ひのでやエコライフ研究所、 NPO 法人環境安全センター)の活動を紹介する。

99号 2004年10月10日発行
タイトル アメリカ NGO 交流調査報告 (1)  -市民による PRTR データ情報の活用の現状-
著 者 中地 重晴
要 約 2004 年 8 月、アメリカの TRI (化学物質排出移動目録)制度を活用している NGO との交流調査に参加した。まずサンフランシスコを訪れ、地域に根ざした環境問題や反農薬運動に携わる NGO などと交流した。訪問先 NGO の活動やアメリカの TRI データ活用の現状についての報告。
タイトル びん 1 本のリサイクル費用はいくら?
  -京都市の 2000 年度容器包装リサイクル費用に関する調査検討-
著 者 伊東 真吾
要 約 容器包装リサイクル法の制定以降、自治体による資源ごみの回収がスタートしたが、自治体のリサイクルコストが増大している。本稿では今後のコスト把握や、リサイクル費用負担のあり方について検討するために、京都市のリサイクルに関する各データをもとに実態に近いびん 1 本あたりのリサイクル費用の算出を試みた。
タイトル

20 年目の琵琶湖調査の調査結果を合宿・琵琶湖市民大学で報告

著 者 中地 重晴
要 約 20 年目の琵琶湖調査団では、今年( 2004 年)の夏に合宿形式の環境講座「合宿・琵琶湖市民大学」を開催し、その中で昨年行った調査結果を報告した。昨年度の調査結果と琵琶湖市民大学についての簡単な報告。

98号 2004年8月10日発行
タイトル 第 6 回日本水大賞厚生労働大臣賞受賞報告
著 者 淀川水系の水質を調べる会
要 約 「淀川水系の水質を調べる会」は、このたび第 6 回日本水大賞厚生労働大臣賞を受賞した。これまでの活動の簡単な報告として、日本水大賞受賞活動集に掲載された報告文を紹介する。
タイトル 非点源の PRTR データを有効活用しよう -国による第 2 回 PRTR データ集計公表から-
著 者 中地 重晴
要 約 先日、国による第 2 回 PRTR データの集計公表が行われた。第 2 回データの特徴として、移動体(自動車など)からの排出量の増加、「たばこの煙」からの排出量推計、界面活性剤の排出量の変化などを例に挙げ、解説を行っている。
タイトル

アクセス学会発表:笠間川水生生物調査報告
 -閉鎖された産廃処分場排水の影響について-(2)水生生物調査結果

著 者 井上 泰江他
要 約 2004 年 3 月に日本水環境学会年会で行った学会発表の内容報告。「淀川水系の水質を調べる会」が 98 年から行っている笠間川の水生生物調査結果について、調査中に閉鎖した産廃処分場の長期的影響と、調査中に施工された河川改修工事の工事後の影響との比較研究についての報告。

97号 2004年6月10日発行
タイトル 飲んでいる水道水を見直そう -協同組合石けん運動連絡会環境ホルモン調査結果から-
著 者 中地 重晴他
要 約 2003 年、協石連からの依頼で河川水およびその河川水を原水とする水道水中の環境ホルモン物質等について調査を実施した。調査結果の報告。今回の調査では、ノニルフェノールやビスフェノール A の検出割合やその濃度範囲は比較的小さかった。農薬では環境ホルモン様農薬が僅かに検出され、その他の農薬の中には水道水から検出されるものもあった。
タイトル 渡辺正、林俊郎共著「ダイオキシン神話の終焉」批判 魚介類汚染の主犯はごみ焼却だ
著 者 中南 元
要 約 表記の本についての反論。「体に入るダイオキシンは、ごみ焼却ではなく農薬の不純物由来が主体である」との著者の主張を検証し、海や魚介類を汚染するダイオキシン類の起源について考察した。
タイトル アクセス学会発表:笠間川水生生物調査報告
 -閉鎖された産廃処分場排水の影響について-(1)水質調査結果
著 者 市原 真紀子他
要 約 2004 年 3 月に日本水環境学会年会で行った学会発表の内容報告。「淀川水系の水質を調べる会」が 98 年から行っている笠間川生物調査の水質調査結果について、処分場排水の水質の経年変化や、調査結果と降雨量との関係などについての考察。

96号 2004年4月10日発行
タイトル 洗濯機内部の汚れとカビ汚染
著 者 濱田 信夫
要 約 本調査では、全自動洗濯機を分解し、内部の各部分についてカビ汚染の調査を行った。 洗濯機内部の汚れの解明やカビ汚染の原因などについて検討を行った。また、カビ汚染に対して行われている洗濯槽クリーナーの効果やその問題点についても検討した。
タイトル 神戸空港護岸は大阪湾を破壊してしまった! - 3 年間の夏季海洋環境調査報告-
著 者 讃岐田 訓
要 約 神戸空港護岸建設によって大阪湾の海洋環境がどのように変化したかを把握するために、 2001 ~ 2003 年夏季に海洋環境調査を行った。 3 年間の調査で、護岸の建設によって明石海峡からの良好な潮流が妨害され、淀川の汚染水が湾奥に滞留することが示唆された。この海洋環境を回復させるためには、護岸撤去が必要である。
タイトル 前途多難な豊島廃棄物の無害化処理 -豊島の現状報告 (4) -
著 者 中地 重晴
要 約 香川県豊島に不法投棄された産業廃棄物の無害化処理が始まっているが、その処理は計画通りに進んでいない。生成されるスラグの品質不良などの問題に加え、溶融炉での小爆発事故が起き、ほぼ 2 ヶ月間操業を停止した。事故の原因究明、再発防止策をまとめて操業再開する予定であるが、処理計画の見直しが必要と考えられる。
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