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『環境監視』 91-95号の要約

95号 2004年2月10日発行
タイトル 木津川の有機物汚濁の原因について -淀川水系の水質を調べる会 9年間の調査結果から-
著 者 中地 重晴
要 約 淀川水系の水質を調べる会は、 1995 年から 7 期 9 年間にわたって木津川流域を調査してきた。昨年 9 年ぶりに木津川を上流から下流まで広域調査したところ、上流域から COD が高いこと、窒素は支流和束川の影響が大きいことが分かった。調査結果の報告。
タイトル 琵琶湖一周を歩いて
著 者 山元 嘉基
要 約 2003年 4月から 12月まで、全 14 日かけて琵琶湖一周を完歩した。実際に歩いてみることで、湖岸の変化やレジャー利用の実態など琵琶湖が抱える様々な問題が見えてきた。また、豊かな自然や歴史に触れることができた。琵琶湖一周で出会ったもの、感じたことの報告。
タイトル 大阪府能勢町におけるダイオキシン類汚染処理の現状
著 者 中地 重晴
要 約 日本で最初に高濃度のダイオキシン類汚染が問題となった大阪府能勢町であるが、その汚染処理対策はなかなか進んでいない。昨年末から高濃度汚染土壌の無害化処理実証試験が実施されている。また、焼却炉の解体で発生した高濃度汚染物処理方法が決定された。今回の処理は部分的に汚染地以外での無害化処理となり、新しい試みである。

94号 2003年12月10日発行
タイトル リスクマネジメントシステムを導入した水道水質基準の改正について
著 者 中地 重晴
要 約 2004年5月に10年ぶりに水道水質基準が改正される。今回の改正ではリスクマネジメントシステムが導入され、基準項目や基準値の改正に加え、水道事業者による水質検査方法や検査体制も見直された。改正内容と今後の課題についてまとめた。
タイトル 身体で感じたイソシアネート類の害 -杉並で起こったゴミ作業所周辺などの健康影響-
著 者 津谷 裕子他
要 約 東京都杉並区のプラスチックゴミ作業所付近で、多種化学物質過敏症を伴う健康被害が多発した。健康被害の病像や、被害者が症状を再発した物品から、原因物質の一つとしてイソシアネート類が推定され、杉並区での健康影響との関連性について考察を行った。
タイトル 木津川源流を守ろう -青山町河川調査報告-
著 者 淀川水系の水質を調べる会
要 約 淀川水系の水質を調べる会は木津川上流の調査を続けており、その活動は9年目に入った。昨年から着手した三重県青山町の河川調査(木津川最上流調査)を今年8月に終え、報告書を作成した。調査結果概略の報告。

93号 2003年10月10日発行
タイトル 豊島廃棄物等処理施設が本格稼動始める -豊島の現状報告(3)-
著 者 中地 重晴
要 約 今年9月、豊島の産業廃棄物を無害化処理する中間処理施設の建設が完了し、香川県直島で本格的に操業が開始した。今後10年をかけて廃棄物や汚染土壌が処理される予定である。豊島の環境保全工事の現状や直島の中間処理施設の紹介、今後の課題などについての報告。
タイトル アラル海地域における環境調査に参加して -(2)アラル海をめぐる環境問題-
著 者 市原 真紀子
要 約 アラル海は1960年代までは世界第4位の大きさを誇る湖であったが、近年では約3分の1の大きさにまで縮小している。このアラル海縮小の経緯や、周辺で起こる様々な環境問題などについての概説。
タイトル 20年目の琵琶湖調査を実施
著 者 琵琶湖調査団事務局
要 約 今年の7月末に、20年目の琵琶湖調査を実施した。この調査は1980年代に行った調査から約20年経った今日、琵琶湖の汚染がどう変化したかを再び市民と研究者とで検証しようというものである。調査時の採水、採泥の様子の報告。

92号 2003年8月10日発行
タイトル ダイオキシン類汚染土壌の処理進む和歌山県橋本市 -リスクコミュニケーションの観点から-
著 者 中地 重晴
要 約 和歌山県橋本市で高濃度ダイオキシン類汚染土壌の処理が実施されている。今回のジオメルト工法による処理は、ダイオキシン類対策特別措置法に基づくものとしては国内最初の大規模処理である。全国で汚染土壌処理の実施が難航している中で、なぜ橋本で処理が進んでいるのか、リスクコミュニケーションの観点からの経過報告。
タイトル 汚れをせき止めるダム -高山ダム調査報告-
著 者 淀川水系の水質を調べる会
要 約 淀川水系の水質を調べる会は、これまで木津川上流の汚染に注目して調査を行ってきた。今回は木津川上流域に位置する高山ダムを中心とした調査に取り組み、木津川へ与える影響を明らかにした。調査の概要と調査結果の概略。
タイトル アラル海地域における環境調査に参加して -(1) カザフスタン見聞録-
著 者 市原 真紀子
要 約 今年(2003年)7月にカザフスタンを訪問し、アラル海地域における環境調査に参加した。カザフスタンの紹介や調査に参加した感想などの見聞録。

91号 2003年6月10日発行
タイトル 国によるPRTR情報公開データを読む
著 者 中地 重晴
要 約 先日、国によるPRTR情報の第一回の集計、推計結果の公表が行われた。日本で初めての集計結果について概要を紹介するとともに、PRTRデータの読み方やその問題点について解説した。
タイトル 三重県青山町における環境学習イベント「やってみよう川の調査」報告
著 者 伊藤 耕二
要 約 淀川水系の水質を調べる会は、三重県青山町で体験型の環境学習イベントを行った。イベントでは水生生物の採取・観察、パックテスト講習会、講演会を行い、身近な川の調べ方を学習した。イベントの様子の報告。
タイトル 20年目の琵琶湖調査 予備調査を実施
著 者 琵琶湖調査団事務局
要 約 琵琶湖調査団では、夏に行う予定の「20年目の琵琶湖調査」の本調査に備え、5月に予備調査を実施した。予備調査の採水、採泥の様子の報告。

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