112号 |
2006年12月10日発行 |
タイトル |
琵琶湖を科学する(2) |
著 者 |
辻村 茂男 |
要 約 |
今年8月末に行われた環境講座「琵琶湖市民大学」の中から、「琵琶湖を科学する」と題した講演についての要約(続編)。1970年代以降における琵琶湖の水質の変遷について、水質保全対策、赤潮、アオコなどの問題を交えて解説し、最後にこれからの琵琶湖の課題について言及している。 |
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タイトル |
木津川水系の水道水について -水質試験年報および浄水場見学から- |
著 者 |
市原 真紀子 |
要 約 |
木津川水系を水源とする水道水中のトリハロメタンは比較的高い値であることから、その中でも奈良市営、奈良県営、京都府営の4つの浄水場に着目して、トリハロメタン問題を中心に解説している。水質試験年報などの文献調査や、奈良市営緑ヶ丘浄水場の見学を行い、そこから見えてきた様々な問題点について議論している。 |
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タイトル |
PRTRデータでみる合成洗剤の現状 |
著 者 |
中地 重晴 |
要 約 |
PRTR制度(環境汚染物質排出移動登録)によって、界面活性剤の生産量、環境中への排出量などの推計値が公表されている。全国出荷量が多いLAS(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸)とAE(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)について、PRTRデータから排出量、移動量の経年変化などを検証した。また、合成洗剤の都道府県別一人当たりの使用量について試算を行っている。 |
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タイトル |
リバースクール 川の調査編報告 |
著 者 |
伊藤 耕二 |
要 約 |
淀川水系の水質を調べる会は、今年11月に3回目となる川の調査観察教室「リバースクール」を開催した。木津川中流域の河川敷において、水生生物の採取と観察、パックテストを使った水質測定と、流速計を用いた河川の流量測定を行った。当日の様子などの報告。 |
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