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『環境監視』 101-105号の要約

105号 2005年10月10日発行
タイトル 住宅における冬の結露とカビ汚染 -サッシ窓のカビ調査から-
著 者 濱田 信夫
要 約 住宅における冬のカビ汚染は、結露が大きな要因である。本報では、住宅で最も結露しやすい場所であるサッシ窓について、カビ汚染の実態を調査した。また、そのカビ数に影響を及ぼす様々な要因の解明を試みた。
タイトル 西表島における大型リゾート問題が投げかける、自然と人との関係のありかた
著 者 奥田 夏樹
要 約 西表島は自然豊かな島であるが、近年大規模なリゾート開発が推し進められ、自然環境破壊が危惧されている。ここでは、西表島リゾート開発差止訴訟の際の筆者提出資料である水質調査結果を示し、リゾート施設による地下水の無機窒素汚染の可能性について議論している。
タイトル

アスベスト問題の経過と今後

著 者 中地 重晴
要 約 この間、マスコミの過熱報道によりアスベストパニックのような状況が生じている。アスベスト問題について、その経緯や関連疾患、対策の今後などについて整理し、解説した。

104号 2005年8月10日発行
タイトル クボタ旧神崎工場アスベスト被害「発覚」
著 者 片岡 明彦
要 約 クボタが旧神崎工場のアスベスト被害について情報を開示し、近隣居住歴のある悪性中皮腫患者に見舞金を支払うまでの経緯について、患者の救援活動を行っている筆者からの報告。
タイトル PRTR データから見たアスベスト使用状況と環境濃度の現状
著 者 中地 重晴
要 約 日本における環境中へのアスベスト排出量はどの程度であるのか、 PRTR 制度の集計公表データをもとに現状を報告する。現在の環境中のアスベスト濃度は、モニタリング調査が行なわれていないため不明であるが、一般的には大気中のアスベスト濃度は減少していると考えられる。
タイトル

阪神大震災の二次被害としてのアスベスト汚染の教訓

著 者 中地 重晴
要 約 アスベスト問題がクローズアップされたこの間、問い合わせとして阪神大震災の二次被害としてのアスベスト汚染に関するものが多く寄せられた。倒壊した建物の解体作業に伴い発生した、震災時におけるアスベスト問題についてまとめた。

103号 2005年6月10日発行
タイトル 国内の有害化学物質の排出量は本当に減ったのだろうか?
  - PRTR 第 3 回集計公表データへの疑問-
著 者 中地 重晴
要 約 2005年3月、国による第3回の PRTR データ公表が行われた。 2003年度の有害化学物質の排出量は前年度と比べて大幅に減少したが、集計方法の変更により排出量が減少するなど、疑問の残る結果となっている。 PRTR 制度の問題点についてまとめた。
タイトル 淀川水系の水質を調べる会 下水処理場見学記
著 者 加藤 英一
要 約 「淀川水系の水質を調べる会」では、 2005 年 2 月と 4 月に京都および三重県名張の下水処理場見学会を行った。見学した処理施設の情報、印象を記すとともに、名張市の下水道計画について解説を行っている。
タイトル

水上バイク環境影響調査 予備調査を実施

著 者 琵琶湖調査団事務局
要 約 琵琶湖調査団では、今年は水上バイクが琵琶湖に及ぼす環境影響について調査を実施予定であり、 5 月に予備調査を行った。調査の様子についての報告。

102号 2005年4月10日発行
タイトル 九州及び中国地方西部の河川と水道水中の環境ホルモンの経年変化
  - 7 年間にわたるグリーンコープ連合の環境ホルモン調査のまとめ-
著 者 中地 重晴 他
要 約 1998 年から 7 年間にわたり、九州地方と中国地方西部における河川水及び水道水中の環境ホルモン物質と農薬について調査を行ってきた。 7 年間の調査のなかで、採水時期がほぼ同一である春季の結果について経年変化を示し、考察を行なっている。
タイトル ミャンマー・タイ研修報告
著 者 筆本 彰
要 約 2005 年 1 月の 2 週間、環境再生保全機構地球環境基金主催の海外派遣研修に参加し、ミャンマーとタイを訪問した。研修では、途上国における環境問題の現状や取り組みについて学び、現地では医療、植林など様々な分野で活動する NGO を視察した。視察先 NGO の活動紹介、現地で感じたことなどの報告。
タイトル

リバースクール木津川流域の報告

著 者 伊藤 耕二
要 約 2004 年 10 月、淀川水系の水質を調べる会は「リバースクール-木津川流域-」と題した川の調査観察教室を開催し、水生生物の採取と顕微鏡を使用した水生生物の同定、およびパックテスト講習会を行った。当日の様子などの報告。

101号 2005年2月10日発行
タイトル 環境監視第 101 号記念 若手科学者新春大座談会  環境問題の今とこれから -市民に科学を-
著 者  
要 約 2003 年の「 20 年目の琵琶湖調査」を担った若手科学者を中心に、「環境問題の今とこれから」について座談会を行った。温暖化問題、環境対策、環境行政のあり方や現在の環境問題の捉え方などについて、様々な議論が展開されている。
タイトル 処分地保有水量増加と台風被害 -豊島の現状報告 (5) -
著 者 中地 重晴
要 約 豊島の産業廃棄物不法投棄地は、昨年の台風の被害を受け処分地内の保有水量が増加し、その放流水中に基準値を超えるダイオキシン類が含まれていたことが明らかになった。これらの問題点と、廃棄物無害化処理の進捗状況についての報告。
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