環境監視研究所
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環境監視研究所からのお知らせ
【更新日 2008年2月27日
環境監視研究所設立20周年記念講演会
市民のための環境調査の課題とこれから

1988年に市民のための環境調査・研究機関として環境監視研究所を設立し、今年で20年を迎えました。設立以来ゴルフ場問題、廃棄物処分場、環境ホルモン問題、アスベストなど市民の目線から様々な環境問題に取り組んできました。行政や企業がなかなかデータを出さない時代の中で、その測定結果は市民運動の力となりました。92年の地球環境サミットを契機に、環境問題解決を目指して情報公開や市民参加が進められ、世の中が様変わりしてきましたが、環境監視研究所の存在価値は薄れていないと思います。また、次世代育成などの新たな課題も抱えています。市民にとって必要な調査・研究とは何なのか、分野の違う方々から研究所に対する評価や期待などをお話いただきます。ぜひご参加ください。

日時 2008年4月26日(土) 14~17時 エル・おおさか
場所 エルおおさか大会議室
京阪・地下鉄谷町線「天満橋駅」より300m
京阪・地下鉄堺筋線「北浜駅」より500m

参加費

無料(申込み不要)
<プログラム>  
 報告 「環境監視研究所20年の取組み」
  中地重晴(環境監視研究所所長) 
 講演 「市民のための環境調査の課題とこれから」
 

1「淀川水系流域委員会のめざすもの」

    宮本博司氏(淀川水系流域委員会委員長)
  2「マスコミと市民活動」
    大島秀利氏(毎日新聞編集委員)
  3「市民活動と地方自治」
    藤沢純一氏(箕面市長)
 

宮本博司宮本 博司

1978年に旧建設省入省。99年には淀川工事事務所長となり、河川整備計画に住民意見を反映させる場として淀川水系流域委員会を立ち上げた。同流域委は事業中のダム計画凍結という異例の結論を導き出したことで知られる。現在は国交省を退職し家業を行う傍ら、淀川水系流域委員会の委員長を務めている。

大島秀利大島 秀利

毎日新聞大阪本社社会部編集委員。兵庫県尼崎市で05年発覚した「アスベスト(石綿)被害と救済に関する報道」について、2006年に「第1回科学ジャーナリスト賞」を受賞。アスベスト被害が社会問題化するきっかけをつくり、その後も行政を動かす連載などを紙面化した。


藤沢純一藤沢 純一

1973年から19年間吹田市水質試験所に勤務。環境監視研の開設当初、トリハロメタンの分析技術を指導。地球環境の破滅的な悪化が仕事を通して認識できるようになり、1992年に市議選に立候補。92年から2期にわたり箕面市議を務める。2004年から現職(箕面市長)。

主催・
連絡先
環境監視研究所
大阪市港区弁天2-1-30
TEL:06-6574-8002
e-mail:nakachi@triton.ocn.ne.jp
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