滋賀県琵琶湖研究所は物理、化学、生態学などの自然科学的な研究だけでなく、社会科学的な面からも、琵琶湖とその集水域について総合的に研究するために 1982 年に設立されました。長年の取組みで琵琶湖に関する様々な問題が科学的に解明されてきました。今回は所長である中村正久さんにじっくりと琵琶湖の現状と将来についてお話いただきます。琵琶湖の水質の経年変化や外来魚による生態系の変化をどう考えるのか、琵琶湖北湖における底質の低酸素化の実態調査に基づく環境影響評価や 地球温暖化・富栄養化に伴って急激に変化している琵琶湖生態系の中長期変動予測など琵琶湖研究所がプロジェクト研究として取り組まれている内容についてお話いただきます。
日時 |
6月6日(日)14時~16時30分 |
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場所 |
ぱ・る・るプラザ京都 4F 研修室5
京都市下京区東洞院通下ル 東塩小路町676-13 |
講師 |
中村正久さん
(滋賀県琵琶湖研究所所長)
- <略歴>
- ケンタッキー州立ルイビル大学助教授、世界保健機構(WHO)西太平洋地域環境センター専門官を経て、現在は滋賀県立琵琶湖研究所所長。 WHO 専門官時代には、上下水道、環境問題等に関して、発展途上国の行政指導や人材育成を行うなど、世界の水環境の保全と開発に尽力。現在は「世界の湖沼と人々をつなぐ」ことをテーマに活躍している。
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予約 |
事前予約はありません。当日会場までおこし下さい。 |
参加費 |
一般1,000円 学生500円 |
主催 |
20年目の琵琶湖調査団事務局
大阪市港区弁天2-1-30
環境監視研究所内
Tel 06-6574-8002 Fax 06-6574-0876
e-mail:nakachi@triton.ocn.ne.jp |
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