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環境監視研究所からのお知らせ
【更新日 2004年3月24日
20年目の琵琶湖調査団 連続公開学習会 第2回
水環境問題と科学者 -大学で環境問題に取り組んで-

調査団団長・石田紀郎さんは昨年京都大学を、副団長・讃岐田訓さんは今年神戸大学を、それぞれ定年退官。二人とも主に水環境問題に関する様々な場面において、市民とともに活動を展開しています。
石田さんは「農薬裁判を支援する会」「京都水問題を考える連絡会」などの事務局を担当。また、 25 年前に京大の学生たちと始めた「農薬ゼミ」は、省農薬栽培のミカン作りと調査を実践しながら現在も活動を継続中。さらに中央アジア・アラル海の環境調査も手がけ、これらの中から若手研究者が次々と育っています。讃岐田さんは「神戸空港工事の中止を求める市民の会」の代表世話人を務める一方、 9 年前から「淀川水系の水質を調べる会」の共同研究者として、市民と共に調査活動に従事。調査の現場に多くの学生を送り込み、市民活動を支えてきました。
大学研究者の枠を飛び越え、市民運動と連帯し、市民の側に立って行動してきた数少ない科学者である二人が、これまでの歩みや思い、大学への期待、これからの展望などについて語ります。

日時 411日()14時~16時30分 地図:ぱ・る・るプラザ京都
場所 ぱ・る・るプラザ京都 研修室5
京都市下京区東洞院通下ル 東塩小路町676-13
講師 石田紀郎さん
石田紀郎
<略歴>
2003年3月末に京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科を定年退官、市民環境研究所を開設。中央アジアのアラル海環境問題を研究する一方、琵琶湖・淀川水系の水問題や農薬問題に地域住民や市民とともに活動。20年目の琵琶湖調査団団長。
  讃岐田訓さん
讃岐田訓
<略歴>
2004年3月末に神戸大学発達科学部を定年退官。市民、研究者らで組織する瀬戸内海汚染総合調査団や琵琶湖・淀川汚染総合調査団に参加し、赤潮による養殖魚の大量斃死や水道水による発がんのメカニズムを解明。20年目の琵琶湖調査団副団長。
予約 事前予約はありません。当日会場までおこし下さい。
参加費 各回 一般1,000円 学生500円
主催 20年目の琵琶湖調査団事務局
大阪市港区弁天2-1-30 
環境監視研究所内
Tel 06-6574-8002 Fax 06-6574-0876
e-mail:nakachi@triton.ocn.ne.jp
 
20年目の琵琶湖調査団 連続公開学習会 今後の予定
20年目の琵琶湖調査団は昨年5月に予備調査、7月に本調査を行い、現在分析と解析を進めています。結果をまとめて発表できるのは今夏になると思いますが、それまで琵琶湖を中心としたさまざまな環境問題についての学習会をもち、琵琶湖の現状を考えていこうと思います。どなたでも参加できる公開学習会です。ぜひご参加下さい。
59日( 13時30分~17時 キャンパスプラザ京都 4F 第4講義室
 「琵琶湖からのメッセージ ~映像で見る琵琶湖の20年~」
講師 中島省三さん(映像作家)
内容
  1. ビデオ上映『琵琶湖周游』
  2. スライドとお話
  3. ビデオ上映『琵琶湖からのメッセージ』
  4. ビデオ上映『内湖のつぶやき』
66日( 14時~16時30分 ぱ・る・るプラザ京都 4F 研修室5
 「琵琶湖の水質―過去、現在、未来」
講師 中村正久さん(滋賀県琵琶湖研究所所長)
参加費 各回 一般1,000円 学生500円
事前予約はありません。当日会場までおこし下さい。
連絡先 20年目の琵琶湖調査団事務局
大阪市港区弁天2-1-30 
環境監視研究所内
Tel 06-6574-8002 Fax 06-6574-0876
e-mail:nakachi@triton.ocn.ne.jp
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