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環境監視研究所とは

 環境監視研究所は、市民、住民のための調査研究機関として1988年3月に設立されました。以来、公害や環境汚染問題のために市民が安心して依頼できるラボ(分析室)としての役割を果たしてきています。
 小さな研究所ですが、全国各地で問題提起的な調査に取り組み、成果をあげてきました。たとえば、1988年に奈良県山添村のゴルフ場排水から農薬を検出しました。全国的にも最初の調査で、農薬汚染と有機物汚染の実態を明らかにしました。1992年には東京都日の出町谷戸沢処分場周辺の地下水調査を実施し、しゃ水シートの破損による地下水汚染の可能性を指摘しました。チェルノブイリ原発事故の後には食べ物などの放射能を測定し、阪神大震災の直後には被災地のアスベストを測定しました。また、香川県豊島の産廃不法投棄事件に関わり、公害調停後も技術的なアドバイスを続けています。1998年以降は環境ホルモン物質の分析に取り組んだり、リスクコミュニケーションといった新しい課題を紹介するなど、常に環境問題の最前線で活動しています。
 市民からの依頼分析を行うだけでなく、市民運動と協同して調査研究も行っています。淀川流域の市民とともに1995年から行っている水質調査では当研究所に事務局が置かれ、調査活動の推進役、まとめ役を担っています。
 市民とともに歩んできた活動が認められ、2002年4月に朝日新聞社第3回「明日への環境賞」を受賞しました。

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