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環境監視研究所からのお知らせ
【更新日 2009年12月27日
阪神淡路大震災から十五年
震災とアスベストを考えるシンポジウム

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から、まもなく15年を迎えます。震災で亡くなった方は6000人を超え、避難所・仮設住宅における「孤独死」を含めると、被害者の数はさらに多くなります。そして、2008年2月、阪神・淡路大震災の復興作業にたずさわり、倒壊建物の解体作業に従事した労働者が、アスベストによる中皮腫を発症して労災認定を受けたことが明らかとなりました。危惧された震災の第3次被害-アスベストによる健康災害はすでにはじまっているのです。
地震大国・日本では、大都市部を襲い甚大な被害をもたらす新たな地震の発生が警戒されています。その時に発生する環境問題、とりわけアスベスト対策について、阪神・淡路大震災の教訓から問題意識を共通化することが求められています。そこで、震災15周年の神戸の地から発信するため、来年1月16日に「震災とアスベストを考えるシンポジウム」を開催し、翌17日に「マスクプロジェクト」の行動を展開します。

◇ 震災とアスベストを考えるシンポジウム

日 程 2010年1月16日(土)開場13:00 開始13:30(終了16:00)
会 場 神戸市勤労会館 大ホール
http://www.kobe-kinrou.jp/shisetsu/kinroukaikan/index.html
内 容 (1) 基調講演
「被災地でのマスク配布の経験から」
マリ・クリスティーヌ(国連ハビタット親善大使)
「阪神淡路大震災とアスベスト飛散」
寺園淳
((独)国立環境研究所 循環型社会・廃棄物研究センター)
  (2) パネルディスカッション
中地重晴(環境監視研究所)/
名取雄司(中皮腫・じん肺・アスベストセンター)/
小坂浩(元兵庫県立公害研究所)/
[コーディネーター]西山和宏(NPO法人ひょうご労働安全衛生センター)
  (3) マスクプロジェクトの提案
  (4) 共同宣言
資料代

500円(参加申込み不要)

主 催 震災とアスベストを考えるシンポジウム実行委員会
連絡先 NPO法人ひょうご労働安全衛生センター(TEL078-251-1172)

◇ マスクプロジェクト

日 程 2010年1月17日(日) 9時半/10時半/11時半から
会 場 三宮・フラワーロードにて
内 容 (1) アスベスト用マスク、チラシの配布
  (2) マスクの付け方等パフォーマンス
主 催 震災とアスベストを考えるシンポジウム実行委員会
連絡先 NPO法人ひょうご労働安全衛生センター(TEL078-251-1172)

 

有害化学物質削減ネットワーク SAICM セミナー in 大阪
有害化学物質のない地球へ向けた世界と日本の取組

いま世界で、「有害化学物質による人の健康や環境への著しい悪影響を2020 年までに最小化する」<2020年目標>という、いまだかつてない壮大な取組が始まっているのをご存知でしょうか?それは「国際的化学物質管理のための戦略的アプローチ」(SAICM、サイカム)と呼ばれ、その実現には専門家だけでなく市民を含む全ての関係者の参加が不可欠です。我が国においてもそのための「SAICM 国内行動計画」が策定されようとしています。私たち市民がどのように参加したらよいのか、みなさんと一緒に考えたいと思います。

日 程 2010年1月23日(土) 13:30~16:30
会 場 エルおおさか(大阪府立労働センター)709会議室
http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html
プログラム 1. 講演
  (1) SAICM の概要とこれまでの歩み 村田幸雄(WWFジャパン)
  (2) 第2 回アジア太平洋SAICM 地域会議の報告と日本政府の取組(環境省環境安全課)
  (3) 海外NGOの取組 川井浄(有害化学物質削減ネットワーク)
  2. ディスカッション
    「2020 年目標に向けた日本の課題と市民参加」
環境省安全課/
八木修さん(大阪府能勢町議員)/
中地重晴(有害化学物質削減ネットワーク理事長)/
[コーディネーター]村田幸雄(WWFジャパン)
主 催

NPO 法人有害化学物質削減ネットワーク(Tウォッチ)
財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)

連絡先 NPO 法人有害化学物質削減ネットワーク(TEL&FAX:03-5836-4359)
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